タイ・ペッチャブリー県のタイ影絵人形劇ナンヤイ・ワットプラプラーチャイ

タイのペッチャブリー県にあるプラプラーチャイ寺院のタイ影絵人形劇団体です。ナンヤイの作製および指導のウィーラー先生のもと10才から18才の男の子たち25名が活動しています。

無事終了! 4/15 ソンクラン祭@ラヨーン県バーンドーン寺院

※こちらの記事は2023年2月におこなったクラウドファンディングの活動報告2023年4月の記事を改稿したものです。

 

4/13から15までラヨーン県バーンドーン寺院にてソンクランのお祭りがあり、15日ののナンヤイ公演が無事終わりました。

これはバーンドーン寺院のナンヤイグループとのジョイント公演でした。

ライトではなくココナッツの殻を燃やしてナンヤイの公演をするのは年にこの1回だけです。

 

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スクリーンの後ろでココナッツの殻を燃やして火を焚き、光をつくり、ナンヤイを演じます。

炎はやわらかい色をスクリーンに映すこともあれば、強い印象を見ている人に与えることもありました。

とにかく幻想的で素晴らしいものでした。

 

公演前のお祈りはプラプラーチャイ寺院のヴィーラー先生より。

黒の衣装が地元ラヨーン県のバーンドーン寺院のナンヤイグループ、赤の衣装がペッチャブリー県のプラプラーチャイ寺院のナンヤイグループです。

 

演奏はバーンドーン寺院の楽団によるものです。

大太鼓のかたが演者の足の動きに合わせてくれたのを見たときは大変感銘を受けました。男の子は「あれ?『ドン』が来ないぞ」とちょっと戸惑ったようにも見えました。

おそらく普段彼らは録音したもので公演をしているからでしょう。ペッチャブリーにも楽団はいますが、お願いするには最低6000バーツはするので予算的に厳しいのです。

1日目

男の子たちは公演日の前日にバンでペッチャブリー県を出発し、昼過ぎにラヨーン県に到着しました。(優秀な運転手さんのおかげで大型連休中なのに渋滞なし!)

会場のお寺でボランティアの地元ご婦人たち手作りのお昼ご飯をごちそうになり、バーンドーン寺院のナンヤイ関係者の皆さんにご挨拶をしてから博物館、普段練習しているホール、本番のステージを見せていただき、夜まで宿にて自由時間。

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ナンヤイ博物館
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バーンドーン寺院のナンヤイグループのホール

 

夜はお祭りを見に再度お寺へ向かいます。

お参りをしてから屋台でご飯を食べ、男の子たちは縁日のゲームコーナーでぬいぐるみをたくさんゲット。

そしてステージでマジックショー、バーンドーン寺院のナンヤイとナンタルン(ナンヤイとは別の影絵)と人形劇が合わさった演劇、同じくペッチャブリー県から来たナンタルンを見て帰ってきました。

バーンドーン寺院のナンヤイとナンタルン(ナンヤイとは別の影絵)と人形劇が合わさった演劇

ペッチャブリー県から来たナンタルン(ナンヤイとは別の影絵)

バーンドーン寺院の人形劇のメンバーと

2日目

朝食を食べたあと、男の子たちは水族館へ。宿に戻ってきてからまたプール。

夜公演があるのに体力は残ってるのでしょうか?笑

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夕方、管理者ノイさんの旦那さんのご友人3名がペッチャブリー県とバンコクから駆け付け、皆で会場のお寺に向かうまえにタイラーメン屋さんに寄り、腹ごしらえをしてから会場入りしました。(お店のご主人が応援してくださってるようです。ご主人は画家。お店の2階がアトリエだそう。)

会場に到着してからすぐ衣装に着替えたのですが、小4男児が私に着替えを手伝えと・・・私、タイパンツの着付けわからないのよ?と伝えたけれど「ん!ん!こう!これ!こうして!」と言われるがままにやりましたが、しっくりこないようでノイさんに直してもらいました。

1枚の布からズボンにするのは難しいです。上手な人はおそらく着崩れないし、お股のあたりももぞもぞせず着心地が良いのだと思います。

実は小4ペアは初日から体調が悪かったのですが、公演の冒頭で2人で登場し演じ切りました。小さな体で元気いっぱい本当によく頑張りました。

男の子たちは公演終了後客席で観ていたノイさんのところに駆け寄り、ワイ(タイ式の手を合わせた挨拶)をしてとてもキラキラした表情でやり遂げたことをノイさんに報告していました。

3日目

ペッチャブリーに帰る日です。

朝ごはんの時間になっても男の子たちはなかなか起きてきません。電話も誰も取りません。

昨夜は12時頃宿に戻り、夜中1時半頃まで興奮が冷めずわーきゃーしていたのでまだ寝ているのでしょう。

帰りはヴィーラー先生の知り合いのドリアン畑に寄る予定でしたが、まだ収穫できるものがないようで、まっすぐペッチャブリーに帰りました。ドリアン大好き小4男児がっかり。

翌日は地元ペッチャブリーで公演があります。

 

 



寄付のお願い ~ペッチャブリーのナンヤイの応援団になってください~
いただいた支援金は団体運営に使わせていただきます。
具体的には、ナンヤイの作製、スクリーンの購入や補修、衣装、練習費用、県内外の公演費など。
タイにはアマゾンがないため、いただいたアマゾンギフト券はタイバーツに換算し、団体管理者ノイさんにお渡しします。
Amazonギフトカード(Eメールタイプ)のページにて、宛先にphetch2023あっとまーくgmail.com(あっとまーくを@にかえてください)とご入力くださいませ。

 

 

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