タイ・ペッチャブリー県のタイ影絵人形劇ナンヤイ・ワットプラプラーチャイ

タイのペッチャブリー県にあるプラプラーチャイ寺院のタイ影絵人形劇団体です。ナンヤイの作製および指導のウィーラー先生のもと10才から18才の男の子たち25名が活動しています。

ナンヤイってどうやって作るの?

まずこれがナンヤイです。
牛革でできています。
「ナン」は革、「ヤイ」は大きいという意味で、「ナンヤイ」は大きな革。
この人形のことを指すこともあれば演劇のことを指します。
ちなみにナンヤイを演じるは「レン・ナンヤイ」と言います。

プラプラーチャイ寺院の場合、牛革をサムットプラカーン県の革屋にて買い付けております。
1枚あたりの価格ではなくキロ単位で値段が決まり、大体1枚7千バーツから8千バーツになります。
タイでは大きな牛がいないそうで、ミャンマーやヨーロッパから輸入されたものです。

筆者の感想ですが、よそのナンヤイより革の厚みがあり硬いように思いました。これはトントンとノミとかなづちで穴を開けていくのは大変そうです。

牛革に下絵を描き、穴を開け、色付けをし、持ち手の棒を付けて完成。
昔はマナオ(タイレモン)やターメリックなど自然の物で色を付けていましたが、現在はペンキなどケミカルなものを使用しています。

完成したナンヤイ1枚の重さは5kgから8kgほど。演者の子供たちも大きなナンヤイは2人で持ちます。(手が届かないという理由の場合もありますが)
練習中たまーに「うぅ…もう無理…持てない…」と微笑ましい苦痛の声が聞こえてくることがあります。

 



寄付のお願い ~ペッチャブリーのナンヤイの応援団になってください~
いただいた支援金は団体運営に使わせていただきます。
具体的には、ナンヤイの作製、スクリーンの購入や補修、衣装、練習費用、県内外の公演費など。
タイにはアマゾンがないため、いただいたアマゾンギフト券はタイバーツに換算し、団体管理者ノイさんにお渡しします。
Amazonギフトカード(Eメールタイプ)のページにて、宛先にphetch2023あっとまーくgmail.com(あっとまーくを@にかえてください)とご入力くださいませ。

 

 

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